屋根の軽量化で耐震性を上げよう

こんにちは。
皆さんのご自宅の耐震性は基準値に達していますか?
2018年現在の耐震性の基準では震度7に耐える耐震性が必要という耐震性の基準があります。
恐らく殆どの方はそれ以前にマイホームをご購入されていると思うので、耐震性が十分ではないという方が多いのではないでしょうか?

【耐震性を高める為に屋根を軽くする】
屋根の軽量化を行うと耐震性がグッとあがります。
家の基礎部分にかかる重みを軽減して地震に強い家に変えることが出来るのです。
瓦葺きの屋根からガルバリウム鋼板などの金属製の屋根に変えるだけでかなりの効果が期待できそうです。

【屋根の葺き替えを行う際は補助金が出る可能性もある】
屋根の吹き替えを行う前には一度役所に相談してみるのもいいでしょう。
自治体の制度によっては屋根の吹き替えに対して補助金が出る可能性もあります。

【屋根を変えただけでは耐震性が上がらない可能性もある】
ただし、屋根を変えたとしても耐震性が上がらない場合もあります。
家の基礎部分の作りが弱ければ耐震性は上がらないのです。
しかし、もちろん、重量のある屋根よりは「金属製の軽い屋根」にすることで多少は耐震性を改善することが出来るでしょう。

 まずは、業者さんに診てもらって事前の打ち合わせをよく確認しながら行っていくのがおすすめです。

屋根の軽量化のメリットを解説!

 屋根を軽量化するメリットはズバリ、耐震性能がアップすることです。
ここではなぜ屋根を軽量化すると耐震性能がアップするのか、皆さんが経験したことのある簡単な物理法則から説明していこうと思います。
 突然ですが、どうして強い地震によって建造物が倒壊したりダメージを受けたりするのでしょうか。

 例えば棒などで外部から衝撃を加え、建物が損傷を受けるのは納得がいきますが、地震での損傷の場合、この例のように外から直接的に力を加えているわけではありませんよね。
地震で家が壊れるのはズバリ物理学的にいうと「慣性力」という力が働いているからなのです。
 そしてこの慣性力を知ることで、屋根を軽量化することで地震に強くなることが理解できるようになります。
慣性力を理論的に理解しようとするとやや難しいので、経験的なことから理解を進めましょう。
 電車や車が急に減速したとき、からだが前に持っていかれるような感じがありますよね。
このとき、別に後ろから誰かがあなたのことを押しているわけではありません。それでも力を感じますよね。これが「慣性力」です。

 地震のときも急激に揺さぶられることによって、屋根には慣性力がかかります。この慣性力の大きさはその物体の質量の大きさに比例します。
つまり重ければ重いほど、大きな慣性力がかかるのです。
 屋根を軽くすれば、地震の時にかかる慣性力が小さくなり、柱などにかかる力も小さくなるので、建物は壊れにくくなるのです。
つまり屋根を軽くすることは耐震性能アップに直結するのです。

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス

こんにちは。皆さんはマイホームのご購入をご検討では無いですか?今回は人気の屋根材「ガルバリウム鋼板屋根」のメンテナンスについて記事にしてまとめていきます。

 

【ガルバリウム鋼板屋根とはどんな屋根?】

ガルバリウム鋼板屋根とは「さびにくい金属製の屋根」です。以前は「トタン」の素材の屋根を使っていた建物が主流でしたが今は金属製の屋根と言えば「ガルバリウム鋼板の屋根」です。

さびにくいという特徴は非常にいいのですが、メンテナンスに多少の費用が必要です。

 

【ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス】

ガルバリウム鋼板屋根は確かに「さびにくい」金属製の屋根です。比較的色々なタイプの建物にも合いやすいのが特徴です。

しかし、さびにくいというだけで「完全にさびない」ということはありません。大体10年から20年の周期で屋根の塗装や張替などのメンテナンスが必要になってきます。

ガルバリウム鋼板の屋根を塗装するには専門的な技術をもった塗装屋さんにお願いするのがベストです。その塗装会社に依頼するのもメンテナンス料がかかってしまう要因です。

 

【それでもおすすめな屋根材】

それでもガルバリウム鋼板屋根はおすすめです。メンテナンス料を考えても断然お得なのがガルバリウム鋼板屋根なのです。これからの金属屋根はガルバリウム鋼板屋根で決まりです。

 

ガルバリウム鋼板の種類の中でSGLのメリットとデメリットを紹介

ガルバリウム鋼板は、主に家の屋根で使うことが多いものです。ガルバリウム鋼板が住宅の屋根に使う建材として人気があるのは、他の屋根瓦などと比べても重さや素材も軽くできていますし、住宅の重量も負担が軽減されます。

 

ガルバリウム鋼板SGLのメリットは、耐久性に優れていることです。安全に生活が出来るためには、丈夫な屋根でないと、雨漏りしてしまったりするので耐久性は非常に大切です。ガルバリウム鋼板は雨が降った時には雨音がうるさいというイメージを持っている方もいらっしゃいますが、SGLは遮音性が高く作られていますので、他の屋根材と比べても遜色ありません。また普通のめっきに比べても3倍は長持ちするようになってます。また、色のバリエーションが豊富なので、家の屋根に使うととてもカラフルな家になって、家の外観もあかるくなります。

また剛性が高いので、強風にも強く、従来品と比べても台風などで飛散することが少ないです。

リフォームをする方が増えてきていますが、耐久性を考えることも非常に重要です。しかし問題はその屋根材が問題なく使用し続けられるのかといったことを考えることも大切です。東京や横浜にもアクセスのよい千葉県木更津市は海とも近く塩害の受けやすい地域です。塩害や腐食に対して保証がある金属屋根材を使用すると安心しますよね?木更津市のように海が近い地域で屋根工事を検討されている方は木更津市の環境・立地に詳しい屋根業者に相談されることをお勧めします。

 

 

ガルバリウムやSGLで軽い屋根に

SGL鋼板の屋根材

屋根葺き替えや屋根カバー工法をするには軽い金属屋根が魅力的です。ガルバリウムやSGLは軽い金属なので、軽い屋根を作る事ができます。耐震性にも優れているので、軽い屋根でも地震により落ちてしまうこと心配もありません。

他にもガルバリウムの魅力としては、デザイン性に優れており、耐久性も高い所です。普通の瓦屋根より耐久性に優れているので、何度も屋根葺き替えを行う必要もなくなります。

またガルバリウムは軽量の素材になるので、軽い屋根を作ることが出来ますし、既存の屋根を残したままで行う屋根カバー工法にも適しています。

他にも魅力としては、費用が安く済む所です。ガルバリウムは多くの屋根材が出ており、既存の瓦屋根に比べても価格は安いものが多くなります。更に軽くて加工を簡単にすることが出来るので、自分の家に合ったデザインを選ぶことが出来ます。既存の瓦屋根ではデザインを選ぶのは難しいですが、ガルバリウムなら好きなデザインを選ぶことが出来るので、自分の家の見た目をオシャレに変えることも可能です。

さらにメッキ鋼板で出来ているので、錆びにも強く錆びによる水漏れなどが起きる心配も少ないのです。そのため、台風などが来る地域でも安心して使用することが出来ます。錆びにも強いため、デザインを損なうことがなく、少しのお手入れで長期間利用することが出来ますし、綺麗な外観を保つことが出来るのでおすすめです。

ガルバリウムを超える高性能SGL(エスジーエル)

ガルバリウムよりも性能が高いメッキ鋼板がSGLです。まだSGLは誕生して間もない新素材なので、そこまで普及はしていませんが、多くのメリットがある金属になるので、これから浸透していく事が考えられます。

SGLは耐震性にも優れており、腐食などが起こる可能性もかなり減りました。ガルバリウムの素材に比べても非常に耐久性が高い素材と言えます。メンテナンスもしやすいので、業者にメンテナンスと頼んでも費用が多く掛かることがありません。そのため、コストパフォーマンスにも非常に優れた素材になります。リフォーム工事でも既存の物からSGLに変更されてきているものは多くなってきており、メーカー保証を行っている所も増えています。

コストパフォーマンスが良いので、リフォーム工事をする時にも予算を抑える事ができますし、耐久性や耐震性に優れているので、災害が起きても心配することがありません。大きな地震が起きても屋根の心配をする必要がなくなるので安心です。

 

劣化により簡単に穴が空いてしまう事もありませんので、雨漏りをする事もありません。

他にも普通の屋根の場合は塗装をする必要がありますが、SGLなら塗装をせずともそのまま利用することも出来ます。塗装をせずに利用することが出来るので、費用を抑える事ができますし、色褪せる心配もないので安心です。

 

長く安心して住める、30年以上の耐用年数

金属屋根材はメンテナンスさえしっかり行えば、数十年利用することが出来るので、費用の面でも耐久性や耐震性の面でも大きな魅力を感じることが出来ます。

また軽い屋根になるので、施工をする時にも手間がかからない為、工事費用もあまりかかりません。軽い屋根の為、地震が来ても屋根の重さで家が潰れてしまうようなアクシデントが起きる心配もないので安心です。

取扱をしているメーカーや業者も増えてきているので、ほとんどの業者ではリフォームを行う際にこの金属を利用してリフォームを依頼することが出来ます。

リフォームをする際にも軽い屋根になるので、時間があまり掛かることがありませんので、工事中の時間を短縮する事が可能です。

私は千葉県市原市の海岸沿いに住んでいるのですが、屋根業者に塩害について聞いたところアイジー工業のスーパーガルテクトは従来より性能を上げ、以前は沿岸から5㎞以遠でしか施工保証がなかったのですが、現在は500m以遠のお住まいに保証が付くとありがたい話を聞けました。

フッ素加工を行っている物や天然石粒で加工を行っている物など、様々な物も出てきており、同じ金属でも加工によって耐久性や耐震性も変わってきます。

より良い加工をした物を選ぶことで、長く使い続けることが出来るのが魅力なのと保証も長くなる為安心です。

私の家は金属屋根材で屋根カバー工法を行いました

屋根カバー工法

更に屋根葺き替えだけではなく、屋根カバー工法として利用することが出来るので、既存の屋根の上からカバーとしてかぶせることも可能です。屋根カバー工法なら既存の屋根にかぶせるだけで良いので、屋根を剥がす必要がありません。屋根を剥がす必要がないので、その分の工事費用がかかりませんし、屋根を剥がすことで近隣に迷惑をかける事もありませんので安心です。

実際に私の家でも屋根カバー工法を利用して工事を行いました。
私の家は横浜にある古い家なので屋根を剥がしてしまうと周りの民家に腐食した金属などが飛散する可能性があるので、クレームが起きる可能性を考慮したためです。屋根カバー工法なら屋根を剥がす事がないので、金属類が飛散する事もなく工事を行うことが出来ました。

近隣からクレームが来ることもなく工事をする事ができたので、良かったですし、これで家族も安心して住むことが出来るようになりました。

ただ、やはりこうした工事はいい業者さんに巡り合えるかどうかが大きなカギとなります。場合によっては他社よりも数倍も高く請求されるケースや完工後1か月たらずで雨漏りが発生してしまうケースも少なくありません。

屋根のリフォームで特にわたしがオススメするのは、わたしが住む横浜市港北区にある街の屋根やさんという会社です。地域にも密着していて、とても親切で分かく工事内容を説明していただけました。みなさまも屋根のことでお悩みでしたら一度ご相談してみてはいかがでしょうか?

屋根の葺き替えをする時期の目安

屋根吹き替え工事

屋根というのは風雨や紫外線から家を守るという大切な役割を担っています。ただ日々劣化は進んでいますから定期的にメンテナンスを行う必要があります。
もしメンテナンスを行わないまま放置してしまうと、補修工事では間に合わないほど下地が傷んでしまったり雨漏りが起こってしまい葺き替え工事が必要となる場合があります。
屋根の葺き替えは屋根の表部分を補修するだけではなく、全面的に屋根を一新する工事のことで、一部分だけを取り替える場合と、屋根全体を一新する全面屋根葺き替え工事があります。

屋根を葺き替えるメリットは、雨漏りの心配がなくなりますし、軽量な屋根材を選ぶことで耐震性をあげることができるという点があげられます。
ただ補修工事よりも費用がかかるというデメリットもあります。
屋根の葺き替え工事を行う場合、現在使用している屋根材についての知識が必要です。
スレート屋根は表面にチョーキング現象が現れたら葺き替えの時期で、一般的に20年程度が寿命となっています。
瓦屋根は瓦自体の耐用年数は30~50年程度ありますが、瓦の下地に使用されている材料はそれほど長くはありませんから、20~30年程度でメンテナンスを行う必要があります。
金属屋根は金属部分にサビが発生する前に定期的に塗装を行う必要があります。腐食やサビで金属やねに穴が開いた場合には、葺き替え工事が必要となります。